キャリアトレーニングを当たり前に。スポーツ育成の現場から社会で活躍する人財を輩出するために
「人を育てる」というプロの仕事に対して正しい対価を届けたい
スポーツに関わる人と組織の変わりたいを応援するupdraft。
目的目標を持ち、人生の大半の時間をスポーツ現場に捧げている人がいます。
スポーツを通じて人を育てている「育成年代の指導者」の方々です。
街クラブにおける「育成」の価値と、「育成者」の現状の課題を伺いました。
プロスポーツ選手が過ごす環境を支えたり、その選手を輩出するために育成活動を努力してきた人たちがあまりにも報われていないということを知ったのです。
企業で言えば、「やりがい搾取」のような、自分が出している価値に対して正当に対価を要求していいはずの人たちが、一番苦労しているということ。
そして、その負担の矛先は、未来ある子供達に向けられている、ということ。
こんなことでいいのか!と思いました。
私自身、スポーツを通じて学んだことが多く、この環境がなかったらどうなるだろうと考えるとゾッとするほど大切な場所だと思っています。キャリアを考える上で、スポーツとの出会いがベースになっていますし、今後もその考え方そのものは変わらないと思っています。
学生・若手社会人・保護者数千人に出会って気づいたこと
よく聞かれます。
「将来やりたいことが見つからないのですが、どうしたらいいですか?」
「息子の進路のことで、私としては○○がいいと思うんですけど、なかなか言うこと聞かなくて」
これって、どこの年代でも起こることなんですよね。
特に、スポーツだけを続けてきたという人からは以下のような声が。
「スポーツしかしてこなかったから勉強はちょっと、、、」
「スポーツに関わる仕事がしたいんです」
「土日はスポーツを続けたいが仕事は何でもいい」
とのコメントは毎年出会ったスポーツ学生の半数近くから見受けられました。
育成年代から将来の自分自身のキャリアを考えられる「思考のクセ」をつける
若いうちから将来を考えろと一概に言うわけではありません。個人のキャリアは人生を通して形成されるからこそ、早いタイミングから自分の人生について考える必要が出てくるのです。
各年代において、考えるテーマは変わってきます。常に、「今まで」「今」と「これから」を分けて考えることが、自分自身を見つめさせ、どうなっていきたいかを考える手助けになります。
この「思考のクセ」をつけることで、成長の幅が広がったり、考えられる幅が大きく変わったりしていきます。
updraft独自のプログラム、専門の講師によるキャリア支援コンサルティング
各年代別にテーマを設けて、一貫したスポーツキャリア教育を行うサービスuprdaft。専門の講師によって実施されるキャリアトレーニングは、机上の空論にはとどまりません。
開発室長が今までに出会ってきた、1万人近くの相談者たちの声をもとに設計されているこのプログラムは、将来のことをイメージし、実際に今何をすべきかというところまで落とし込むことのできる体感型トレーニングとなっています。
普段よりスポーツ活動を通して選手たちに伝えたいことを凝縮したものを共有したり、普段の現場では伝えられないようなリアルな社会状況を知り、アクションに落とし込むまでのトレーニングを、ご要望の頻度(例:月一、週一)で受講することができます。
指導者同士の交流、保護者の方に向けた個別セッションも
これからの時代、「個」で働く時代になっていくと言われています。
社会では、副業・フリーランス・リモートワークなど、今までになかった柔軟な働き方や考え方が当たり前になっていきます。
スポーツの世界でも同様に働き方に変革が必要だと感じていて、指導者は1チームへの所属にとどまらず、地域、業界全体の能力向上のために、各々の知識や能力を持ち寄り、チームの選手たちの未来のために力を共有し合わないといけないと感じます。(もちろん、試合に勝つために秘密にしないといけない戦術などはあると思いますが。笑)
そんな垣根を超えたトレーニングを実施すべく、全てのチームの選手、保護者、指導者が、個別に指導を受けたり、進路を相談できたり、トレーング方法を相談できるサービスをご提供していきたいと思っています。スポーツキャリアの相談窓口(sports career 窓口)もご用意しております。